退職代行の弁護士なら退職後の給料の交渉もしてもらえる？

弁護士がやっている退職代行を使ってトラブルになると感じられている人も多いです。

弁護士の退職代行は安心して利用出来ると思いますが、全ての弁護士の退職代行が対応が良いわけではありません。

ある方からの相談で、弁護士がやっている退職代行サービスを使って、退職代行を依頼しました。

退職はできたのですが、給料の支払日になっても給料は支払われないので、弁護士さんに交渉して欲しいと依頼されたそうです。

依頼した弁護士に給料の支払い交渉をお願いしたところ、「委任契約は退職を伝えるところまでです」と言われ、何もしてくれません。

弁護士は交渉ができるのが利点ではなかったのですか？

何もしてくれないのでは非弁の退職代行と変わりません。と不満を感じられていましたが、これは間違いであり、もし委任時に残業代や給料の未払分があるようなら、その時は退職の意思を伝える際に何らかの交渉なりはしてくれると思います。

しかし、後付けでと言うのは、契約時に退職のみと言う事で決めているなら、退職をもって契約を履行して契約も終了している事になりますから、辞めた後の給料不払いはまた別問題になります。

これを催促でもして貰うなら、更に契約をして報酬を払わないとダメです。

このようなケースを見るとわかりますが、弁護士さんでも退職を代行してくれるのが仕事であり、その後の交渉は別の契約になります。

何より、弁護士に任せるという安心感があるので、万が一、退職で会社とトラブった時でも弁護士ならなんとか解決してくれます。